こんにちは♪
アルバイトの3kakuです。
今日の話題は Chidori です。
【その1】Chidori 入荷しました!
【その2】抵抗の先にあるもの、とは?
【その1】Chidori ベーシックキット在庫補充しました!
昨今の半導体不足などの影響により、Chidori に使用する部品の一部が仕入れ困難となっており、今回は台数を多くご用意できませんでした。
お急ぎの方は、ぜひこの機会にご利用くださいませ。
【その2】抵抗の先にあるもの、とは?
Chidori には「はんだ付けサービス」がありません。その理由は、Chidori のはんだ付けが、かぎざら屋のキーボードの中であまり難しくないからです。
……と店主は言うものの、実のところ部品は細かいし、数も多いし、それなりに大変なんですよねー。
「抵抗あるなぁ」という声が聞こえてきそうですが、本日はそういうあなたのために、ちょっとだけ背中を押してみようかな、という企画。
「Chidori は、実は作り始めてしまえばこっちのもの 」
そう、すぐに「もうちょっとやろうかな」という気分にさせてくれます。これはカラフルな部品が並んでいく様が、過程を楽しくさせる、Chidori ならではの特徴といえます。
ということで、今回は、組み立ての冒頭部分(5部品分)を紹介してみたいと思います。
キットの組み立てで一番最初にやるのは、
① マスタ側(こんな顔 ( ・y1・) が付いてる方)の基板に「抵抗」をはんだ付けする作業です。8カ所あるよ。
「『抵抗』だけに『抵抗があるのは仕方がないよね』」とか、店主のくだらない合いの手はさておき。
いきなりはんだ付け?
大丈夫です!
はんだ付けする部品は、比較的大きいので失敗しにくいです( MiniAxe との比較 )。
最初にはんだ付けする抵抗は、レトロな縞模様。
見ているだけでも楽しいですが、Chidori の黒の基板に装着すると一段と映えます。うっとり級です。
あ、でも、抵抗の種類を間違わないように注意してくださいね。ちなみにマスタ側のR1は、茶黒橙金の縞模様だよ。
② 次は、スレーブ側に抵抗をはんだ付け。
緑茶赤金と茶黒橙金の2種類を使うよ。全部で6カ所。これで抵抗のはんだ付けは終了。
③ その次は、マスタ側に戻って、橙と黒の「ツェナーダイオード」をはんだ付けします。
これは向きに注意しましょう!
この辺までくると、はんだにも慣れてくる頃かな。やけどに注意してくださいね。
④ 次は、頭の大きいホッチキスの芯みたいな「水晶発振子」のはんだ付け。場所は ( ・y1・) の顔の上だよ。
⑤ その次は、ブルーの部品「コンデンサ」。これは番号を確認してね。
こうやって基板に部品が装着されていくと、Chidori ならではのメカニックさを、自分の手によって目の当たりにすることができます。そうすると、最初にあった抵抗もなくなり、工作時間が楽しいひと時として感じられるのではないかと思います。
「そうだね。『抵抗』はもう付け終えたから、『抵抗』はなくなっているはずだね」という店主の訳のわからない横槍は完全に無視して。
大変かもしれませんが、自作キーボードの醍醐味みたいなものを感じていただけたら嬉しいです。
最後に、合いの手や横槍を入れてくる店主に質問してみたいと思います。
「店主、今日のタイトル『抵抗の先にあるもの』とは、何でしょうか?」
「抵抗の次は、ツェナーダイオードだよね」
「それでは身も蓋もないですよね。ここは店主として、ほら、流れ的に、なんかいいこと言うところでは? 打ち合わせしましたでしょう!!」
「そうだっけ?」
「……。答えは『やりがい』です。 物事は抵抗がなければ簡単にできてしまいますから、やりがいや達成感を感じることができません!」
「そうでしたか」
「糠に釘みたいな気分です……」
「あ、それは抵抗がないね」
⚠️ 組み立てる際は、必ず組み立て説明書をお読みください。
読んでくれてありがとう♪